『秋田藩諸士系図』は、佐竹氏の秋田藩の藩士の系図を集めたものです。藩士自身が提出した系図と文書をもとに編まれました。
基本情報
| 書名 | 秋田藩諸士系図(諸士系図) |
|---|---|
| 編纂 | 元禄9年(1696)に藩が家臣に命じて提出させた系図・文書をもとにした |
| 担当 | 翌年に文書所が設けられ、岡本元朝が担当となった |
| 所蔵 | 秋田県公文書館 |
成立の背景
藩が集めた文書は『秋田藩家蔵文書』(3,794点)となり、これをもとに佐竹家の公譜『佐竹家譜』と藩士の系図『諸士系図』が編まれました。
内容と配列
公文書館の目録によると、名字の五十音順に配列され、文化期以降に提出された系図も含みます。各系図には、提出時点の組下給人(陪臣など)と禄高が記されています。公文書館の系図目録では、系図類の総数は5,494点(諸士系図等29冊を除く)です。
参考文献
伊藤勝美「秋田藩の諸士系図について」(『秋田県公文書館研究紀要』第4号、1998年)が、系図の伝来を寛文期、元禄・宝永期、享保期、明和〜寛政期、文化期以降に分けて論じています。
調べる際の留意点
系図は時期を追って追加されているため、利用する項目の提出時期を確認してください。系図譜は編纂者や提出した家の主張を含むため、他の系図譜、寺院の記録、家に伝わる文書と照合し、参照した版や写本を記録してください。
関連
他の主要な系図譜集は、系図譜集の一覧をご覧ください。


