『衆臣家譜』は、陸奥国(現在の福島県)の相馬中村藩の家臣の系図を集めた系図譜集です。藩命により天保10年(1839)に作成され、相馬藩の武家をたどるための主要な手がかりになります。
基本情報
| 書名 | 衆臣家譜 |
|---|---|
| 藩 | 相馬中村藩(相馬藩)。藩主は相馬氏 |
| 作成 | 天保10年(1839)、藩命による |
| 原本 | 102冊。相馬家に伝わる |
| 翻刻 | 全18巻に再編集し、相馬市が『相馬市史資料集 特別編』として2005〜2012年に刊行 |
内容
藩の家臣の系図を収めます。福島県立図書館の解説によると、姓・氏・氏神・家紋・菩提所のほか、各人の禄高や役職も記されています。家ごとに項目が立てられているため、系統を禄高や役職と合わせて読めます。
翻刻版の構成
原本102冊を全18巻に再編集し、2005年12月から2012年1月にかけて1巻ずつ刊行されました。第2巻以降は各巻に収録された家名が示されます。例えば第7巻には井戸川・永井・末永・牛渡・小野田などの家が含まれます。第18巻には序目録、伊呂波目録、附録一〜五が収められているため、特定の姓を探すときはここから調べます。国立国会図書館などが所蔵しています。
調べる際の留意点
第18巻の伊呂波目録から姓を探し、該当する巻を確認してください。記載された菩提所や家紋は、寺院の記録や家に伝わる文書と照合できます。系図譜は編纂者や提出した家の主張を含むため、他の系図譜、寺院の記録、家に伝わる文書と照合し、参照した版や写本を記録してください。
関連
他の主要な系図譜集は、系図譜集の一覧をご覧ください。


