『群書類従』は、盲目の国学者塙保己一が編纂した大規模な叢書です。その系譜部には皇室系図と古代諸氏の系図が収められ、後世の系図譜集に再録された多くの文献の出所になっています。
基本情報
| 書名 | 群書類従 系譜部 |
|---|---|
| 所在 | 『群書類従』第60〜63巻(通し番号132〜149) |
| 編者 | 塙保己一 |
| 刊行 | 木版、寛政5年(1793)〜文政2年(1819) |
収録内容
| 巻 | 内容 |
|---|---|
| 60 | 『本朝皇胤紹運録』(皇室の系図) |
| 61 | 『諸門跡譜』(門跡の系図) |
| 62〜63 | 中臣氏・菅原氏・大江氏・橘氏・紀氏・小野氏・高階氏・清原氏・中原氏・小槻氏・和気氏・丹波氏・安倍氏・加茂氏・豊原氏・巨勢氏の系図 |
続群書類従
『続群書類従』は保己一が企画し、子の忠宝が文政5年(1822)に幕府へ書目を提出しました。近代の活字本は、経済雑誌社(1902〜1914年)と、続群書類従完成会(1923年〜)が刊行しました。両叢書の系譜部は、のちに『群書系図部集』にまとめられました。
調べる際の留意点
後世の叢書は同じ文献を別の頁付けで再録しているため、原叢書の巻数を併記してください。系図譜は編纂者や提出した家の主張を含むため、他の系図譜、寺院の記録、家に伝わる文書と照合し、参照した版や写本を記録してください。
関連
他の主要な系図譜集は、系図譜集の一覧をご覧ください。


